かわいそうをこの世からなくす
ずーーとモヤモヤしていたものが少し晴れた気がする。
それは、もちろん東ティモールの人たちの事である。
東ティモールの人たちは、皆元気で幸せそうで、かわいそうには全く見えなかった。
確かに、学校に行けていないとか、良い食事をしていないとか、そのような問題はある。しかし、彼らからしたらそんなこと普通だし、なーんてことない。だから僕は、一切彼らを、そして彼らの生活を可哀そうだなんて思わない。
しかし、それでも僕は彼らと働きたいというか、あの環境で働きたいと思っている。しかも、日本の水準でお給料はもらいたい。
それは何なんだろうか、エゴ以上のものにすら感じる。
彼らの役に立ちたいと思いながらも、それが本意なのか、かわいそうでないなら、何もしないほうがいいのではないか?とずっと考えていた。
そして昨日、ふと思いついた。
僕は、彼らがかわいそうなのが嫌なのではなく、僕が大好きな東ティモールの人たちがかわいそうな人たちだと思われていることが嫌なんだと。
これが、僕が頑張らなければいけない理由なのかもしれない。
ティモールの人たちをもっとかっこよく、先進国の人たちが憧れるような、そんな風にしていきたい。
途上国は、先進国のやり方をまねして行うから、いつまでたっても、先進国の下のような構図になっている。
途上国からでも、変えていけることはある。