おばあちゃんが死んだ

おばあちゃんが死んだ。

昨日の午前11時に逝ったそうだ。

じいちゃんもそうだったけど、本当に強いおばあちゃんだった。

もっと、おばあちゃんと話せてたらなぁとか、後悔する気持ちもあるけど、感謝の気持ちがずっと大きい。

昨日の晩は、泣いてしまった。正直、そんなに悲しい気持ちになるとは思ってなかった。

小さい頃は関東にいたから、盆と正月だけしか顔を見せれなくて、おばあちゃん子とは言えないけれど、おばあちゃんは平等に俺に優しくしてくれた。

じいちゃんが何年か前に死んで、本当に辛かっただろうし、寂しかっただろうに、そんなところを一切見せずに、いつも家族のことを一番に気にしていたおばあちゃん

ご苦労様と言いたい。本当に良く頑張ったね。

唯一の救いは、先週2月23日におばあちゃんに会うことができたことだ。

ちゃんと、話も通じるし、ベッドから起き上がりもしていたから、てっきりまだ元気なんだと思っていたよ。無理して元気出してくれたんだね、ありがとう。

最後に「また来るね」って手を握ることができて本当に良かった。

俺は、おばあちゃんの孫の中では、あまり近い存在ではなかったかもしれないけれど、末孫として最後まで、俺のことを気にかけてくれてありがとう。

いつも、俺の食事の事気にかけてくれたよね。俺が海外から帰って来ると、美味しいもん食べてなかったやろう?って、いつも美味しいもの食べさせてくれたよね。

最後に行った時も、お肉食べやって、御馳走してくれて本当にありがとう。

 

おばあちゃんとの一番の思い出は、「オムライス」。

幼稚園か小学校低学年のころ、おばあちゃん家に泊まった時に、「お昼ご飯何が食べたい?」って聞いてくれて、俺「オムライスが食べたい」って言ったよね。

多分、おばあちゃんオムライスなんか作ったことないのに、頑張って作ってくれたよね。

でも、中のご飯がチキンライスじゃなくて、普通の白ご飯で、「これオムライスじゃない!」って怒ったことを覚えている。

それでも「そうか~、ほなまた作ったるなぁ」て笑ってた。

あのオムライス、もう一度食べたい。

 

おばあちゃんは、いつも会ったり、電話したりした時、「あんたは偉い!ほんまによお頑張っているなあ」ていっつも言ってくれたよね。

でもごめん、おばあちゃん。おれまだそんなに頑張れてないわ。

これから、もっと頑張るから。

 

最後に会った時に約束したこと、ちゃんと守るから。

お母さんを大切にすること。

お嫁さんをおばあちゃんに見てもらうこと。

 

お店のおばあちゃんの孫でほんまに良かった。